建築家
KAMAGAWA POCKET 代表
中村 周(なかむら しゅう)さん
東京都出身の中村さんは宇都宮大学大学院で建築意匠を専攻し、現在は代官山の建築士事務所で働き、週末は宇都宮で活動している建築家。
宇都宮大学在学時に、宇都宮市中心市街地の釜川沿いにあるまちづくりの拠点として”KAMAGAWA POCKET”のプロジェクトを開始。築60年以上の空き家を学生や地元の人の手でリノベーションして蘇らせ、それぞれ1/3ずつイベントスペース、アトリエスペース、住居スペースとなっている建物で、自身が大学時代はそこの住居スペースに住みながら色々な活動を行い、現在もアトリエをオフィスとし、イベントの企画等もしている。
まちづくりを考える
建築家であるが建物だけでなく環境を良くしていきたいと考えている中村さん、「建物は環境を作るひとつの要素だと思っていて、環境自体をよくしていきたいと思っています。街とか都市として良くなるように活動していきたいです。」という考えの持ち主。
2016年の4月から勤務する設計事務所は、東京・代官山のもともと住宅地だった一帯(ヒルサイドテラス)を設計した建築士さんの近くで働ける環境とのこと。そこでまちづくりから設計のキャリアを積んで釜川の活動にも活かしていく計画とのこと。
(こちらの質問に丁寧に紙に書いて説明してくれる中村さん)
大学時代に宇都宮で改修した物件の例
KAMAGAWA POCKET
こちらが中村さんが手がけた住居でありイベントスペースでもある宇都宮の釜川沿いの建物(KAMAGAWA POCKET)の外観。奥が住居になっていて、前面のスペースを使って色々なお店が集まるイベントや本のイベント等を行っている。
写真はKAMAGAWA POCKET建物のアトリエスペース。前面のイベントスペースと奥の住居スペースの間のこのスペースをオフィスとして使用していて、ここで仕事をしたり打ち合わせをしているとのこと。
南宇都宮のカフェ コガメコーヒー
中村さんが設計した南宇都宮駅の近くにある”コガメコーヒー”の改修前
改修後
このコガメコーヒー(カフェ)も依頼主のオーナーさんと、当時の学生の仲間みんなの力で作り上げた。
中村 周さんの情報
メールアドレス:shunkmr.0531@gmail.com